善玉菌と悪玉菌について

人間の体の中で最大の臓器である腸には、人間にとって良い影響を与える善玉菌と悪い影響を与える悪玉菌が存在します。
その他にどちらでもない日和見菌の3つの種類の腸内細菌により、腸内環境は構成されています。
この善玉菌と悪玉菌はどちらも人間にとってなくてはならないものですが。悪玉菌は増加すると人間にとって悪影響をもたらします。

悪玉菌は増加すると、食べ物の腐敗させる力が強くなります。
その結果ガスが発生しやすくなりますので、毒素が体内に充満しやすくなってしまいます。
本来腸のもっている消化吸収や免疫機能など人にとってなくてはならない機能も低下してしまいます。
その結果、便秘になりやすくなってしまい、体力の低下や免疫力の低下、老化現象まで起こしてしまいます。
肌の状態も悪くなってしまいますし、精神的なコンディションも低下してしまいます。
ちなみに一般的には3%から15%が悪玉菌であるとされています。

善玉菌の効果は逆に悪玉菌の働きを弱める効果があります。
それと同時に免疫力や抵抗力のアップ、老化防止の効果もあります。
肌のコンディションも改善されますし、毒素の排出も減らしますので口臭も少なくなります。
コレステロール値を下げる効果もありますし、消化吸収能力も助けてくれます。
要するの本来腸の持っている機能をサポートしてくれるのです。

体調を安定させ、腸内環境も良くして行くためには善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えていくことが不可欠です。
毎日の食生活やストレス過多や睡眠などもこれら腸内細菌のバランスに影響しますので、どうすれば良いコンディションになるのか、意識して生活していきたいですね。

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生理日の便秘

女性に特有の生理ですが、生理時に便秘になる人もいれば、逆であるという人もいます。
生理による便秘の原因は複数あるとされています。
その中の一つに自律神経の影響があります。
特に生理前になると女性ホルモンが多量に分泌されます。
その結果、自律神経の働きも鈍くなってしまい、結果的に便意を感じにくくなります。
他に女性ホルモンの一つの黄体ホルモンは、大腸のぜん動運動を弱める作用がありますので、ホルモンが分泌される為に便秘になる説もあります。
その為、生理前は便秘になりやすいとされています。

女性ホルモンが便秘の原因になっていますが、生理始まると話は違います。
生理が始まると血流が良くなりますので、逆に大腸のぜん動運動を促します。
またぜん動運動を促すホルモンも多量に分泌されますので、便は柔らかくなり排出しやすくなります。
生理が始まると便通が良くなるのはこれが原因です。
生理前は自律神経の影響により、イライラなども起こりますが、生理が始まるとおさまります。

女性の生理に関しては、毎月あることですので生理が原因の便秘を改善する方法はありません。
便秘になりやすい期間は短いものですので、便秘対策としてはそれ以前の日常生活での工夫がポイントになってきます。
食物繊維を意識的に摂取することや、バランスの良い食生活を心がけること、運動を行い腹筋を鍛えるなど有効な方法は数多くあります。
便秘対策としては、そういった対策を日常的に行っていくことが重要になってきます。

便秘にいい体操

便秘の原因はいくつかありますが、その中の一つに筋力不足があります。
排便をする際にいきむ動作がありますが、この際に腹筋を使用します。
また、横隔膜を固定する筋肉の力も使うことになります。
便通を上手く出す為には、腹筋を鍛える運動が必要ということです。
人間は加齢に伴い、筋力は衰えていきます。
その為、日常的に体操などの運動を取り入れ、腹筋など筋肉を鍛えていく事が推奨されています。
そういった体操は便秘にいい体操として人気になっていますね。

体操の内容はというと、まずは立った姿勢で両足を広げて立ちます。
リラックスした状態で、手のひらを組み外側に向けます。
腰を持ち上げる体操も有効で、手を後ろに付き足を伸ばすと体が伸びた感じになります。
腰を持ち上げ、体が直線になるような大勢にし、10秒我慢します。
これを3セット行うと、腹筋を鍛える事が出来ます。
腹筋を鍛える目的は、便を筋力で体外に押し出す力を身につけることです。

他に腸を伸ばす体操として、正座からゆっくり後ろに体を倒す体操も有効です。
その後に両足を両手で抱えて腸を縮こませます。
この伸び縮みをする体操を何回か行うことで、腸を刺激し腸のぜん動運動を促してくれます。血行も改善されますので、便秘に対して有効な体操と言えますね。

この2つの腹筋を鍛える体操と腸の動きを活発化する体操を組み合わせて行うことで、便秘改善の体操となります。
どちらかでもいいですし、腹部のマッサージも同時に行うと効果的ですよ。

幼児の便秘

便秘というと、成人がなるイメージがありますが乳児など幼い時期にも便秘にはなります。
特に乳児の頃、生後29日から1歳までの時期ですが腸内環境も整備されていない時で便秘になりやすい時期でもあります。
排便が6日でないケースもあり、便秘で困る乳児は多くいます。

乳児の便秘は数日間経過すると、排便時に肛門が切れてしまったりします。
その為、便秘の場合は綿棒で肛門部を刺激する方法や、水分不足の場合もありますので多めに水分補給をする方法などがあります。
どうしても排便がない場合は、病院を受診し浣腸など行ってもらうのもいいでしょう。

乳児の食事としてはミルクがありますが、母乳の場合は消化吸収が良いですので便秘にはなりにくいです。
逆に緩めの排便が出る事が多いでしょう。
ですがミルクの場合、便秘になりやすい傾向があります。
離乳食を食べる事が出来るようになったり、腸内環境が整うとそういった症状はなくなるようです。

乳児の便秘は放置すると嘔吐や痛みなどの症状が出てきます。
砂糖水を補給したりする方法もいいですし、オリゴ糖を補給したり果汁を飲む方法などもあります。
病院へ行くと浣腸をしたり排便を促してくれますので、それですっきり出る場合も多いですね。
ですが、綿棒を使用しての便秘対策などは自宅でも行う事が可能です。
大人用の綿棒を使用し、ベビーオイルなどを付け肛門部を刺激しましょう。
内部を刺激することで排便を促す事が出来ます。
便秘は乳児にとってよくない状態ですので、通常時より排便間隔が空くようになったらきちんと出すように対応してあげましょう。

便秘が原因での腹痛

便秘の状態では、腹部に排便が溜まっていますので、お腹の張りなどが出てきてしまいます。
同時に腹痛などといった症状も出てきてしまいます。
この腹痛の原因は排便が溜まったことにより、ガスが体外に排出しにくくなります。
その結果、ガスが体内に残ってしまい、周囲の臓器を圧迫してしまいます。
また他の痛みの原因として、服用している薬も上げられます。

また腹痛を伴う便秘が続いている場合、腸閉塞や大腸がんの可能性もあります。
どちらも周期的な腹痛や血便などの症状も出てくるもので、腹痛を伴う便秘が即重症ということはありません。
とはいえ、腹痛は重度の便秘であるほど起こりやすい症状です。
便秘の改善方法として、腹部を温めたりする方法や時計周りにマッサージをする方法などがあります。
便秘に効果のあるツボなどもありますので、そういったツボを使用したマッサージも有効な方法です。

腹痛が長く続いた場合、便秘以外の病気である場合もあります。
疑問を感じた場合は医師へ診察を行いましょう。
盲腸などといった場合もありますし、便秘のみが腹痛の原因となるわけでもありません。
便秘は、毎日の生活の結果で起こるケースもあります。
食生活の見直しなどでも便秘の改善は可能ですので、そういった日頃の習慣から改善していく方法も良い方法の一つです。
腹痛は日常生活に支障をきたしてしまいますし、便秘は体のメンテナンスを阻害します。
毎日すっきりすることで、精神状態も変わってきますので、出来る対策はしていきましょう。

便秘にはどんな薬が良い?

便秘対策として、即効性のあるものとしては薬があります。
便通が悪い状態では、体の状態も悪くなりがちですので、便秘対策は重要なものとなっています。
過度の便秘は生命に関わるケースもありますので、たかが便秘と油断してはいけません。

この便秘に効果のある薬としては、腸の動きを良くするタイプと便をゆるくしてくれるものがあります。
前者は刺激性下剤とも呼ばれており、アローゼンやプルゼニドが有名ですね。
後者の薬は大腸内の水分を引き寄せる効果のあるもので、酸化マグネシウムなどが代表的なものとなっています。
便秘の性質により、その両者の薬を使い分けることになります。
その際は、十分な水分補給も大切になりますので、注意しましょう。

また便秘と一言にいっても、それぞれタイプがあります。
痙攣性便秘や直腸性便秘、弛緩性便秘の3つです。
弛緩性便秘の場合は、どの下剤でも有効ですが、痙攣性便秘の場合は便をゆるくするタイプの薬が有効となります。
逆に腸の動きが悪い直腸性便秘では、刺激性下剤が有効となっています。

下剤は便通を良くする為の薬ですが、全ての便秘に効果があるわけではありません。
その為、自分にあったものを使用することが大切なポイントとなります。
薬の他に食物繊維を多く摂取するなど日常の生活で工夫できるポイントもあります。
その為、便秘で困っている場合まずは適正な便秘薬を選びましょう。
同時に便秘をしにくい食生活をするなど工夫を行うことも便秘解消には大切です。

便秘からくる腰痛

便秘に伴う症状の一つとして、腰痛があります。
便秘の状態が長く続いているということは、腹部を圧迫している状態であるということです。

この状態では、腹部の他に周囲の器官も圧迫してしまいます。
圧迫による負担は腰への負担になってしまいます。
常に負担がある為、腰痛も続いてしまうのです。

便秘の状態では、ガスなどによる毒素も排出されますので、それもまた腰痛の原因になっています。
血流も阻害されてしまっていますので、便秘の状態では良いことはないのです。

この便秘による腰痛を改善する為には、排便をしっかり出すこと、血流を改善すること、この2つの方法が有効とされています。
まずは食生活の改善で、食物繊維の多い食事を摂取したり、乳製品の摂取も有効です。

オリゴ糖やヨーグルトなど排便に効果のあるとされている製品もまた有効に働きます。
ほかに排便を出やすくするために腹筋を付けるための腹筋運動、ウォーキングなどの運動も血流を改善する為に有効な方法です。

ウォーキングではなくても、軽い運動をするなど体をほぐしていく事も大事ですね。
加齢に伴い、筋力は低下していくものですので、維持させていく運動は大切になってきます。

もう一つはマッサージで、腹部を時計周りにマッサージすることで腸のぜん動運動を促す事が出来ます。
温めることも有効な方法で、お風呂あがりにストレッチやマッサージをするといいですね。
便秘は解消しない場合、体に不具合が起きてきます。
あまり長く便秘が続く場合、他の疾患を疑われる場合もありますので、おかしいと感じたら受診してみましょう。

便秘解消にはこんな食事

便秘は腹部の膨満感、腹痛、圧迫に伴う腰痛など日常生活に多くの不具合を出してしまいます。
便秘で悩む人は多いですが、その原因は日常生活にある場合が多いです。
例えば毎日の食生活でも便秘になる原因は作っていますし、便秘改善の為の食生活をしている場合は、すっきりした状態でしょう。

便秘に良い食生活とは、バランスのとれた食生活をすることです。
その中で食物繊維の多い食事を摂取したり工夫をしていく必要があります。
また、食事のタイミングも同じに合わせることで、腹部の負担を軽くしたりすることも出来ます。
体に良い習慣をさせていくことで、慣らすと同時に負担を減らしていくのです。
冷たい牛乳なども、便通を改善するために効果的ですので、朝食時の飲むのもいいでしょう。
ただ牛乳は人によって適正もありますので、自分の体調に合わせて飲みましょう。

便秘に良いとされている食物繊維の摂取ですが、毎日18から20g摂取すると良いとされています。
食物繊維は芋類の他に穀物や果実、きのこや野菜など数多くの作物に含まれています。
食パンを二切れ分120グラム分の中にも2.8グラムの食物繊維が含まれています。
食物繊維の多い食品を意識的に取り入れる事で、食物繊維の摂取量は大幅に変わってきます。

また他にも便通に良い食品もあります。
牛乳やヨーグルトなどの乳製品の他にバターやごま油などの油脂類、催便効果があるとされる炭酸飲料も有効です。
大腸のぜん動運動を促すクエン酸やリンゴ酸なども有効なものとされていますね。
大腸を刺激するからしやわさび、カレーなども有効です。
腸を刺激していくことで便通は良くなってきますので、自分にあった食品を試していきましょう。

便秘に効くツボ

人体にはいくつものツボがあり、そのツボを押すことで効果を発揮します。
便秘対策としてもツボは注目されており、便秘対策のツボもあります。
また注意として、ツボは左右対象にあるものですので左右押す事が必要になります。
回数や頻度については、一度につき3回から5回、ゆっくりほぐすように押すといいでしょう。
トイレに行った際や、通勤時など手が空いた時間に行う人が多いようです。

また他のツボとしては腹部のツボにも注目です。
へその左右にあるツボなのですが、大巨(たいこ)と呼ばれています。
このへその横に役6㎝、さらに下に6㎝ほどの位置にあります。
押し方は強く押さず、ゆっくり弱くマッサージするように押します。
5本の指を使用し、柔らかく押す方法も有効な方法です。
便秘の他に大腸や小腸といった消化器官の疾患にも効果があるとされていますので、お腹の調子が悪い場合など、このツボを押して見るのもいいと思います。
他の腹部のツボとしては、へそから12㎝ほどから下に4㎝ほどにある腹結も効果があるツボとされています。
便秘に効果のあるツボでゆっくり弱い力で押しましょう。
どちらも強い力で押すとよくありません。

また、ツボ全般に言えることですが、ツボ押しに効果がない人もいます。
ただ、ツボとしての効果はない場合でもマッサージとしての効果はありますので、腹部マッサージとツボ押しを併用して行う感覚でいいと思います。
腹部を温めることで、血行がよくなりますので、腸の動きも良くなりますよ。